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雷鳴 1

 20, 2010 00:23
秘密の扉へようこそ(゚∀゚)
この話は、普段よりも刺激的なエロい話を書きたい、という作者が集まって作ったブログに掲載していました。でも段々と、自分の色が濃く出るようになり(本家でも問題ないかな?)などという考えと、もっと多くの方に読んで頂きたいという欲望が湧き本家ブログでアップする事になりました。

ですが、日陰の身……新着などに載せないでこっそりアップして行きたいと思っています。


今までの話よりは少し鬼畜に走り気味ですが、裏大奥を書いた事を考えれば問題ないかな?などと自分の都合の良いように考えています。

そういう話はあまり……と思われる方は、そっと閉じて下さいね。久しぶりに読み返したら、最初っからエロ全開でした^^;


本家ブログを持たない作家さんもいらっしゃるので「宴」というブログはまだ残してあります。私もすっごく厭らしいのを書きたくなったら(笑)あちらでも、アップするかもしれません。


この「雷鳴」は今年の3月1日から4月4日、ひと月余の間にのんびりと書いた作品です。
アップ時が、32234文字です。
多少の加筆修正が入ると思います。


では、ちょっとだけアダルトな話を楽しんで下さいませ(*^_^*)

(あ……もし既に読んで下さった方がいらしたら、有り難うございました!)





「ちょっと彬!又麻雀に負けたって…」
「ああ、悪いな夕方北村先輩ん所行ってくれよな…そうじゃないと俺困るし」
彬の勝手な言い分に浅井忍は泣きたい気分だった。
「一体何度目だと思ってるの?」
「減るもんじゃないだろ?俺を助けると思って頼むよ」

浅井忍は、この大蔵彬の頼みを何度聞いてきたのだろうと思った、一度や二度じゃない。
彬が麻雀で北村先輩に負ける度に、忍はこの体を北村に差し出され好きなように蹂躙されていたのだった。


「なぁ、忍って彬とは高校からの付き合いなんだって?」
「あぁっ!あっ!そ、そうです…」
北村に下から突き上げられながら、忍はやっと返事を返せた。
「酷い奴だな、何であんなのと付き合ってる?」
「やぁ、あぁぁ…」北村は平気で話しかけてくるが、忍にはそれに答える余裕など残っていなかった。


返事をしない忍に向かって北村が激しく腰を打ち付けた。
「やあぁぁぁ…せんぱ…」
「彬と別れて俺のもんになれよ、うんと可愛がってやるからさ」
忍は激しく揺さぶられ、溜まった生理的な涙がその振動で零れ落ちた。

「ひょっとして俺、彬よりも多く忍の事抱いてるんじゃね?」
北村は何度抱いても清純さを失わない忍を、本当は自分だけのものにしたいと思っていた。
それを彬に何度か交渉してはみたが、良い返事は返っては来なかった。

北村の言葉は忍を傷つけた。
そう、最近彬は忍をあまり抱こうとはしなかったからだ。
きっと他の男に抱かれ善がっている自分の事を本当はもう見捨てているのかもしれない。

「あいつに利用されてるだけだろう?」
そう言いながら北村は忍の体をぐるっと回転させ、背後から思いっきり貫いた。
「やああぁぁぁ―――っ」忍は内臓がせり上がる感覚に嬌声を上げた。
「ほら、気持ちいいだろ、ここ?」
もう忍の感じる所など北村は知り尽くしているという感じに、前立腺を攻めてくる。

「あぁぁぁ!せんぱい…」
忍はこの姿勢が惨めで、辛くて、それでも気持ち良くてまた新しい涙をシーツにポタリと零した。
(あきら・・・・)
ここひと月彬には一度も抱かれてはいなかった。
だが、この北村とはもう3度目だ。

(もう・・・終わりにした方がいいのかもしれない・・・)



「うっ!」背後から貫いていた北村が小さく呻いて忍の中で果てた。
先に達していた忍は北村が抜け出ると同時にベッドに突っ伏した。
だが息も整わない忍の腰は引かれ元の四つん這いにさせられる。
「えっ・・もう・・」拒絶する暇もなく宛がわれた無機質の物に体が強張った。

「やだっ、やめ・・」だが北村の力には忍は敵わずそのシリコン製のバイブを押し込まれてしまった。
「ああっ・・抜いて・・先輩・・・いやだっ!」
激しく腰を振るが、再奥まで達したそれは簡単には抜け落ちる事は無かった。

「何だ、初めて?」意外そうな顔で北村が聞いて来た。
言葉も出せずに涙を溜めた目でただ頷けば「へぇ・・彬の奴に結構大事にされてるんじゃん」などと思いもしなかった言葉が返ってきた。
「ううっ!」北村の手によって、スイッチが入れられ今までに感じた事のない衝撃が体を貫いた。
「やああっ、いやっ、抜いて・・ううううっ」

言葉が終わらないうちに、忍の口は北村のペニスで塞がれてしまった。
「うううううっううっ」
「忍、ちゃんと舌使って・・上手に出来たらご褒美あげるから」
「うううっ・・」褒美なんて欲しくない、そんな言葉すら忍は発する事が出来なかった。
それでも苦しいから逃げようと自然と頭を引くと、今度は髪を掴まれ押し込まれる。

喉の奥まで届きそうな北村のペニスは牡臭さと同時にゴムの味がした。
北村は何度抱いても生で忍を貫く事は今まで一度も無かった。
それは、他の男に抱かれる可能性のある忍を警戒しているのか、それともベッドを汚すのがイヤなのかは忍には分からなかった。

何度も口の中に出し入れされるペニスを、えずきながら忍は咥え続けた。
「そう、上手いじゃん忍・・ご褒美やるよ」
そう言うと、孔を蹂躙しているバイブに手を伸ばしてそのスイッチをMAXに切り替えた。
「やあああああ――っ!」忍は咥えていたペニスを吐き出して悲鳴を上げた。
体の中で円を描くように動いているバイブは確実に忍の良い所を擦っている。

「忍、お前って本当に可愛いな、彬なんかにはマジ勿体無いよ」
「あああぁぁぁっ、もうだめっ、イクッ!」
ガクンガクンと体が痙攣するように震えて、その震えが止まらない。
「ああああ―――――――――っ、だめぇ――」
「くるなぁこれ、出すぞ」北村はそう呻くように言うと忍の喉深くに飛沫を飛ばした。

咳き込みながら、北村の吐き出した精液を飲もうとするが、飲みきれなかった白濁が忍の白い喉を伝って流れている。
後孔のバイブはまだ中に嵌ったままだ。
ビクンビクンと震える体はバイブをも締め付け、その締め付けに又忍は喘ぐ。

(もう・・・いやだ・・・・)

「すっげぇ、こんなもんでも咥えて離さないよ、お前のここ」
揶揄するような北村の声を聞きたくなくて耳を塞いだ。
ずるっとバイブを抜かれる感覚に忍の体がまたビクンと跳ねた。

「なぁマジ彬と別れろよ、良い事ないぞこのまま付き合ってても、ボロボロにされるだけだぞ」
「先輩・・・今夜ここに泊まってもいいですか?」
もう疲れて体を起す事も出来そうになかった忍は、自分の部屋に帰る元気も無かった。
「ああ、泊まってけ」
優しいのかそうでないのか良く判らない北村だったが、今は一人よりも誰かと一緒にいたいと願った忍だった。




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ラストダンスか、立夏を更新する時に、次話をリンクさせます。


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COMMENT - 2

-  2011, 10. 21 [Fri] 08:37

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-  2011, 10. 21 [Fri] 22:39

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