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《物書きさんに突撃してみるバトン ~私流小説の書き方~バトン》

小さな愛の芽吹きのくっくさん所から略奪してきました。
私にとっても初バトンです。

1. はじめましてこんにちは! 突然ですが、あなたのHNと物書き歴を教えて下さい。

kikyouと申します。
書きはじめて11ヶ月くらいです!


2. 今日は御指南よろしくお願いします!

いえいえ、BLの世界も物書きの世界も若輩者です。
こちらこそ宜しくお願いします。


3. あなたが小説を書く「手順」を、下の括弧内の言葉をできる限り用いて詳しく説明して下さい。(ストーリー構成・世界観・登場人物・書き出し・伏線・エピソード・台詞・エンディング・推敲・テンポ・タイトル)

手順?!

ううんん・・・先ず一つ何かピンと来るものがあれば。
それが1枚のイラストだったり、言葉だったり・・・
あとは感性のまま、プロットも立てずに書きます。

入力しながら名前も考えるのが殆どです。
一番多いのはタイトルが先に決まり、そこからハピエンに向かって行く形ですね。



4. 小説を書く際に心掛けている事は何かありますか?

毎度言ってる事ですが、「読み終えた時に口元が緩む」ような話を書く事です。


5. あなたの小説中での、「風景描写:心情描写:台詞」の比率を教えて下さい。

1:4:5くらいでしょうか?
背景とかは凄く苦手ですから、すっ飛ばします。


6. 一人称と三人称、どちらが書き易いですか? また、それはなぜですか?

断然三人称


7. 影響を受けた作家さんは居ますか?

特にいませんが、素晴らしい話には都度影響というか刺激は受けます。


8. 好きな本を挙げて(何冊でも)、その作品の素晴らしいと思う点を語って下さい。

あ・・・・商業誌殆ど読んでいないので。

でも「佐々木丸美」さんって方の本は全部好きです(BLではありませんが)


9. そもそもあなたが小説を書き始めたキッカケはなんですか?

ニラニラですね^^;
読んでて、うーーん此処で終わるのか!
うっ、短い!とかのフラストレーションが発動力でした。


10. あなたが小説を書く時の環境は?

今はホットカーペットに座卓(ブランケット付き)
コタツは欲しいけど絶対散らかるのは予測つくので持ってません。

12. あなたの文章(≠小説)に、こだわりや特徴と言えるものはありますか?

あれ?11は?
まぁいっか(笑)
←この赤文字は「くっくちゃん」の言葉です。
可愛かったからそのまま持ってきました^^


泣かせて、最後にほっとさせる!みたいな?
読み手としても切ない系が好きですから、やっぱそういう感じになるように
書いています(拘りなのかな?)


13. 「小説」において最重要事項は何だと思いますか?また、その理由も述べて下さい。(exa文の精巧さ、面白さ、ストーリー構成、キャラクター、等々)

やっぱキャラクターでしょう?
その根本があれば、話は作っていけると思います。


15. 以下の言葉を作中で使うとしたら、あなたはどう変換しますか?

あれ?14は?(笑)
まあいいや(笑)
この赤文字もくっくちゃん(*^_^*)

 ウルサイ→煩い
 オレ→
 バカヤロウ→バカヤロー
 トニカク→兎に角
 サスガ→流石(ひらがなも使いますが・・)
 ヨロシクネ→宜しくね


16. 真っ黒なワンピースを来た黒髪長髪の女の子が、暗闇の中、何かから必死に逃げています。
  この話を好きに解釈して、小説の一節として文を作って下さい。ただし、「漆黒」という言葉を使ってはいけません。



長くなりますから、最後尾に持って行きます。




17. あなたの小説で、読む際に読者に注意して欲しい点、見てもらいたい点はありますか?

注意・・・背景を突っ込まないで欲しい(笑)
見てもらいたい・・・言葉遊びかな?

18. これからも小説は書き続ける予定ですか?

萌えが枯れるまでは書き続けます^^


19. いずれにしろ頑張って下さいね。…では最後に。あなたにとって小説を書く事とは?

今は、最優先している好きな事です。

20. ふぅ。お疲れ様でした!

はい、ありがとうございました。


21.バトンを回す人を、何名でもいいので指名して下さい。(0~∞人)


もう他所さまでも沢山上がっているので・・・
もし良かったらどうぞ持ち帰って書いて下さいね(●^o^●)


さて、途中飛ばした質問です。

16. 真っ黒なワンピースを来た黒髪長髪の女の子が、暗闇の中、何かから必死に逃げています。
この話を好きに解釈して、小説の一節として文を作って下さい。ただし、「漆黒」という言葉を使ってはいけません。




「いやっ!来ないで触らないで!」
闇の中から伸びてくる数本の手から逃れようと少女は必死に駆けた。
だが辿り着いた先は袋小路。
「そんなに逃げる事はないだろ?お嬢ちゃん、いい事しようって言ってるだけさ」
そのグループのリーダー格らしい男が厭らしい目と言葉で黒衣の少女を嬲る。

「いやだっ・・・来ないで・・来たら・・・」
「来たらどうするんだい?」
その複数の手が少女の腕を掴みかけたその瞬間
「来たらこうなるんだよっ」という声と同時にその少女の体が宙に浮いた。
追ってきた男たちは何らかの力で身動き出来ないでいた。

闇夜に目を凝らすと、今まで追っていたその姿はいつの間にか少女ではなく
背中に黒い羽を生やした少年の姿に変わっていた。
「わぁああ黒い天使だ・・・いや悪魔だ・・」
中の一人が怯えたような声を出し、腰を抜かす。
「あ、動けた・・・逃げろっ」一気に逃げ出す男たちに向かってパチンと指を鳴らす。

「わあーーっ!」息が切れる程走った男たちが立ち止まると誰ともなく
「あれ?何で俺たちこんなに必死に走ってるんだ?」
「あれ?本当だ・・・・何か今夜は疲れたな・・解散しようか?」
そう言いながら男たちは夜の街へと家へとそれぞれ向かって歩き出した。

「あー面白かった」
地上5mほどの所から慌てる男たちを眺めてその黒天使は腹を抱えて笑っていた。
「つっ!やっぱ慣れない足で走ったから・・・」
黒天使は痛む足首を庇うように地上に降り立った。
今度は少女の姿などではなく、羽を折り畳んだものの姿は少年のままだった。

暫く足を引き摺りながら歩いていると「君どうしたの?ケガしてるの?」
と背後から声がかかった。
黒天使が振り向くと、そこには人の良さそうなサラリーマン風の男が立っていた。
「あ・足が・・・」
「捻ったのか?」
「そうみたいです、さっき変な奴らに追いかけられて逃げたから・・・」

その男はそう言われてその少年の顔をマジマジと眺めた。
その少年の透明な美しさを知り、これじゃ追いかけられて当たり前か・・・と
ひとり納得し溜息を吐いた。
「私の家はその角を曲がったマンションだ、良ければ足の手当てをしてやろうか?」
「そ・そんな見ず知らずの方に・・・」一応遠慮してみせる。

「じゃ病院に行くかい?」
「病院は・・・・あのじゃお兄さんの部屋で手当てしてもらえますか?」
「じゃ行こう、歩けるかい?もし無理なら負んぶしてやるけど?」
「負ぶって・・・」黒天使の微笑みに少しドギマギしながら男は背中を向けしゃがんだ。
「ありがとうございます」しおらしく礼を述べる黒天使を負ぶって歩きながら
「いいって、困った時はお互いさまだ」
人の良い男は背中におぶった少年のそのまた背中に黒い羽が隠されていることなど想像もしなかった。

「軽いな・・・腹減ってるのか?」
「う・うん・・・空いてる」『凄く空いてる・・・あんたを喰わして』
黒天使は男の背中でほくそ笑みながら自分の腰をきゅっと擦りつけた。
そして疲れた振りをしてその項に唇を付けたみた。

びくんと一瞬その背中が震えたけど、男は何でも無かったように
「あ、ここだよ・・大したもんは無いけどラーメンくらいなら・・・ラーメンでいい?」
「はい、何から何まですみません・・・ありがとうございます」

『ふふふ・・・僕が欲しいのはラーメンじゃなくて貴方のザーメンだよ』
口元を緩める黒天使に向かって「ん?どうした?」と優しく尋ねる男に
自分の中で一番美しいと思っている表情で
「お兄さん、食べたら今夜だけでいいからここに泊めて?駄目っ?」と聞いてみた。

「そうだね、君みたいに若くて綺麗な子を夜遅く放り出す訳にもいかないから・・・
あ、でもベッド一つしかないけど・・・」
ちょっと困った顔の男に「僕平気だよ、お兄さんいい人そうだから」
「じゃそうしよう、さてラーメン作るかな?」そう言い鍋をコンロに掛ける後姿を見ながら
『ふふふ・・楽しみだ』
もう一度妖しい笑みを浮かべた黒天使は疼く体を抑えながらラーメンが出来るのを待っていた。

楽しい夜会の始まりだった。

       
                                     おしまい



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