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永遠の誓い 6<R18>

 10, 2010 00:00
<R18>

普段、R18でも表記しないのですが・・・
今回はR指定付けさせてもらいます。
回想シーンですが、苦手な方はスルーして下さいね。







『駄目だ・・・我慢出来ない』

仁科は永遠の狭いベッドの足元に座り込んだ。
そっと足首を持ち、膝を立てるように押し上げて行った。
もし途中で永遠が起きてしまって騒がないように、タオルを手の傍に用意しておいた。

仁科は永遠の脚の間に身を置き、膝裏を持ち上げるようにして押し広げた。
目の前に永遠の小さな蕾が晒され、ごくりと生唾を飲み込んだ。
ここまで行き着くまでに、仁科の下半身はいつ爆発しても可笑しくない位膨らんでいた。
『ここに本当に入るのだろうか?』
そう思いながら、そっとその蕾に触れてみた。

『あぁ可愛い・・・』
だがいくら眠りの深い永遠とはいえ、体を曲げられていたら目を覚まさない筈がない。
「んん・・・え・・・っ?・・・」まだ完全に覚醒していない永遠の顔に近づいた。
それに驚いた永遠が口を大きく開け声を出そうたとした瞬間に、手にしてたタオルを咥えさせた。
「んんんんっ!!」
永遠の目が驚きと恐怖に見開かれていた。

「永遠・・・可愛いよ、もう少しじっとしてて」
仁科は子供に言い聞かすように優しく言ったが、永遠が体を捩って口のタオルを外そうとする。
仁科はその手を押さえ、用意していた紐でその手を一つに縛り上げた。
声も出せない上に両手まで拘束されて、初めて自分が何も身につけていない事に気付いた。

「んんんーっ!」首を激しく振りながら、目でどうして?と訴えている。
「永遠好きだよ、君が入院して来た時から好きだった」
「!!」見開いた目は恐怖から拒絶、そして蔑みの篭った目に変わっていく。
「酷い事をする訳じゃないから、もう少し大人しくしてて」
仁科の言葉に激しく首を振り抵抗する永遠の脚を更に大きく開かせ体を固定する。

そして目の前に息づく小さな蕾に舌を這わせた。
途端に永遠の体が大きく跳ねた、激しい拒絶に身を捩る。
仁科はその腰をぐっと捕まえて、唾液を絡めながら更に舐め上げた。

永遠はボロボロと涙を零しながら体全部で拒絶し続ける。
だが仁科は構わずその蕾を両指で広げながら、舌先を突き刺した。
ビクンと永遠の体が大きく震え、溢れる涙は止め処なく溢れ目尻から耳の中に伝わり落ちる。
「永遠可愛い、好きだよ、もう直ぐ気持ち良くなるから・・」

充分に舌と唾液で湿らせたそこに仁科はとうとう指の先を入れる事が出来た。
一体何をされ、これから何をされようとしているのか永遠には判らなかった。
だがとても正常な行為で無い事は確かだ。
目で必死に止めてと訴えるがそれは叶う事は無かった。

仁科はパジャマのポケットから前もって貰って置いた傷薬のチューブをを取り出し、
それを指に付け永遠の蕾に塗り始めた。
薄灯りの中、薬を塗られた蕾はテラテラと妖しく輝き、仁科を誘っているように見えた。
そして撫で回していた指をぐっと1本蕾の中に押し入れた。

激しい痛みと驚きで永遠の背中が大きく反り返った。
「気持ちいいか?もっと気持ち良くしてあげるから待ってて」
仁科は携帯で調べた事を手がかりに、永遠の孔の中をゆっくり弄った。
薬を足しながら、仁科は指を2本に増やし、夢中になって永遠の孔を貪っていた。

その間中、永遠は首を大きく振りながら涙を零し続けていた。
そして仁科の指が知識として知ったばかりの奥にある丘を探し当てた。
ぐっと其処を押した途端、激しく首を振っていた永遠の口のタオルが外れた。

「いっいやーーーっ!!」それはまさに闇をつんざくような悲鳴だった。
夢中になり過ぎた仁科は永遠の口に突っ込んだタオルが取れそうなのに気付かないでいたのだ。
そして、偶然近くを通りかかっていた看護士が永遠の悲鳴と同時に部屋に入って来た。

薄暗かった部屋に灯りが点り、看護士が一瞬息を呑んだ後に
「何をしてるんですかっ!」と激しい口調で仁科に詰め寄った。
永遠は看護士の姿を薄れいく意識の中で見たような気がした。


次に永遠が目が覚めたのは、翌日の昼を少し回った頃だった。
心配そうな両親の顔に「あれ?どうしたの・・・?」
「永遠大丈夫か?」父の声に
「大丈夫だよ、僕今日退院出来るんだよね?」
午前中に退院する予定だったのに、もうこんな時間になっているのを不思議に思って聞いた。
「ああ、退院出来るよ」父の返事に安心して隣の空のベッドを見た。
「あれ?お兄ちゃんもう退院したんだ・・・挨拶くらいしてくれれば良かったのに」

「永遠・・・お前何も覚えていないのか?」

「えっ?何を・・・?」
「いや何でも無い・・・昨夜少し熱を出したらしい」
父親は機転を利かせてそう言った。
「そう・・だから体が何だかだるいんだ・・・」
「ああ、だから退院は夕方かもな」
「そう・・・」

父親と話しているうちに、自分の体と心に何か違和感を感じたが
それが何なのか、さっぱり思い出せなかった。

夕べの事件は病院の一部のスタッフと双方の保護者のみで話し合われた。
その間、仁科は別室に移され、永遠は鎮静剤を打たれ眠り続けた。
話し合いの結果前途ある二人の少年の今後を考えて大袈裟にしない事
そして忘れ、今後一切永遠に近づかない事を約束させ、
翌朝の退院予定の日を待たずに仁科は強制的に退院させられて行った。

だが仁科の「永遠があんなに綺麗だからいけないんだ・・・誰だって変になる」
と呟いた言葉に永遠の両親はショックを覚えた。
少女なら判る、だが永遠は男の子なのだ・・・
両親から見ても我が子ながら美しく生まれたとは思っていた、そしてそれが自慢でもあった。
美しく聡明な息子・・・何処に行っても人目を惹いてしまっていた息子。

だがまさかこんな事に巻き込まれるとは思ってもいなかった。
一般的な性感覚しか持っていなかった両親は驚愕すると共に、
自分達と違う目線で息子を見る者が居る事、
そして今後その目線は永遠が成長するにつれ、もっと多くなるかもしれないと・・・


あの夜の事は永遠には衝撃的過ぎたのだろう、その夜の記憶が全くなかった。
だがそれは安堵と不安との紙一重の危ういものであった。
本人が万が一そういう異質の目で見られても何も警戒しないだろうし、
警戒心を抱かせる事は折角忘れた忌まわしい記憶を呼び起こす事になるかもしれない。



そしてその2年後、入寮して来た永遠を見て仁科は内心狂喜乱舞していた。





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