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永遠の誓い 5<R18>

 09, 2010 00:28
<R18>

普段、R18でも表記しないのですが・・・
今回はR指定付けさせてもらいます。
回想シーンですが、苦手な方はスルーして下さいね。






3年生も進路がほぼ決まり、退寮して行く者も多くなった。
殆どが3年で占められている南棟にいる永遠も周りが慌しくなり少々落ち着かない環境にいた。
寮の食堂で食事していた永遠の元に仁科がやって来た。
「隣いい?」
「はい、どうぞ」席は空いているのだからわざわざ断る必要は無いのにと思いながらも、
永遠は顔を上げてそう答えた。
「もう、ここで浅見君と一緒に食事をするのも最後だ・・・」
寂しそうに言われ「いつ退寮されるんですか?」と永遠が尋ねると
「明後日だよ、でも明日は最後の片付けで忙しいから、良かったら食事が終わったら僕の部屋でお茶でも飲まないか?」
「でも・・・」躊躇ってる永遠に仁科は続けた
「最後だし、いいだろう?」
もう周りにあまり人が居ない事が寂しいのだろうと思った永遠は頷いた。
「そう、ありがとう」嬉しそうに笑う仁科に永遠も小さな笑みを浮かべた。

1年近く寮に居るが他の部屋に入ったのは初めてだった。
珍しそうに見回す永遠に、自分の勉強机の椅子を勧めた。
「明日殆どの荷物を運び出して、残りは処分するんだよ」
電気ポットで湯を沸かしながら仁科が説明した。
「そうですか・・・」
永遠は仁科が退寮する事に何の感慨もなかったから、そんな言葉しか出て来なかった。
「珈琲はミルクと砂糖入れるんだよね?」
「はい」どうして永遠の好みを知っているのか、永遠は疑問に思うべきだったのだ。

勉強机の上に置かれたマグカップを両手で持つように甘い珈琲を口に運んだ。
「美味しい」
「そう、良かった」
それから仁科の進路などの話をしながら、永遠はカップの珈琲を飲み終えた。
「あの、僕そろそろ部屋に戻ります」
「楽しかったよ、高校生活あと2年頑張って」
「・・・はい・・・・・」
急に口が重くなったような口調に仁科が首を傾げて
「どうしたの?」と聞いて来た。
「いえ・・ちょっと何だか・・」
それだけ言うと永遠は椅子から滑り落ちるように床に崩れた。

仁科はそんな永遠を自分のベッドにそっと寝かせた。
普段から部屋着にしているトレーナーとスエットのズボンを脱がすのは簡単だった。
そしてただ一枚の下着も簡単に脱がせてしまう。
全裸に剥かれたが、永遠は簡単に目を覚ます事は無いだろう。
仁科には、これが最初で最後のチャンスだったのだ。

2年前のあの日、仁科が高校1年、永遠は中学2年だった。
仁科は腹膜炎を起こし入院していた時に、風邪をこじらせ肺炎を起こした永遠が
同じ病室に運び込まれて来たのだった。
仁科は永遠を初めて見た時に大きな衝撃を受けた。
永遠の容態が落ち着くと、必死に話しかけた。
明るく笑う少年だった・・・白い頬に触れたいと思って何度も寝ている永遠に触れようとしたがギリギリの所で踏み止まっていたのだ。

自分が少年に対して感じているのが、性欲なのか愛情なのか判らなかった。
それを知る為には触れて抱き締めてみる以外に方法が無いような気がしていた。
2人部屋という事と年が2つしか違わない事で、永遠も安心して仁科に懐いてくれた。
『可愛い・・・触れたい』永遠が笑顔を見せる度に自分も笑顔を返しながら、その仮面の下でどうしたら永遠に触れられるか何時も考えていた。

「明日退院してもいいでしょう」と午前の検診で医師に告げられたのは2人同時だった。
「やった!明日退院していいんですか?」
「いいですよ、その代わり今日1日はちゃんと安静にしておいて下さいよ」
そう医師に念を押されながらも、永遠は退院を無邪気に喜んでいた。

『今夜しかない・・・』

仁科はそう心に決めた。

普段とは違い消灯の9時になるのが待ち遠しかった。
永遠は電気が消されると直ぐに寝てしまい、なかなか起きないのを仁科は知っていた。
看護士が見回りに来るまであと2時間もある。
その2時間で何が出来るかはその時の仁科にも判らなかった。

「永遠・・可愛い、綺麗だ」
眠る永遠の頬に触れ、そして口付けをした。
病院で着ているパジャマのボタンを1個外し様子を伺い、また外す。
すやすやと寝息を漏らす永遠の前が全部仁科の前で肌蹴られた。
薄いピンクの乳首に舌を這わし、嘗め回してみた。

たったそれだけの行為に仁科の頭はじーんと痺れて来た。
同級生が雑誌を見て騒ぐ豊満な乳房は無いけれど、
平らな胸板に小さな粒が着いているだけの胸なのに仁科の胸はドキドキと高鳴り震えた。
「永遠・・綺麗だ」

そう呟くと、今度はパジャマと下着ののゴムに手を掛け、一緒に下ろした。
まだタンポポの綿毛みたいな下生えも永遠らしかった。
自分のベッドの灯りだけでなく、本当はもっと明るいなかで見たかったが、永遠のベッドの灯りを点けて目が覚めるのを恐れてそれは止めた。

自分と同じ性器を持っている永遠の体をくまなく眺め、そして手で触れてみた。
永遠の肌に触れていると思うだけで、爆発しそうな感覚を覚えながら、撫で回す事を止められなかった。

もう一度、小さい粒を舐め、今度はそっと吸って見た。
「う・・うん・・・」永遠が小さく身じろいだが、起きる気配は無く
安心してその行為を続けた。
その可愛い口を吸いたいと思いながらも、気配を消す為にはそこまでは及ばなくて、
仁科はその口と手を永遠の下半身に向けて行った。

精通はあったのだろうか?と思いながら、眠る永遠の性器をそっと握りその柔らかな感触を楽しんだ。
『この奥に僕を満足させてくれる器官が存在している・・・』
仁科は早くその場所に到達したかったが、我慢してまだ起きそうもない永遠の脚を少しだけ開かせた。
すべすべと女みたいに綺麗な脚にも口付けをしてみた。

『駄目だ・・・我慢出来ない』




ひえーっ!永遠ピンチです(回想ですが^^;)


それと、リアルで月曜日まで仕上げなくてはならない仕事を抱えてしまいまして。
かなりキツイ状態になっています。
大変申し訳御座いませんが、それまでコメント欄を閉じさせてもらいます。
目鼻が立って時点で再開したしますので、ご理解よろしくお願い致します。



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