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彼方から 40<完結>

 01, 2011 00:09
「秀人大丈夫?」
「うん、ごめん心配かけたんでしょう?」
「ちょっとね」蓮は正直にそう秀人の耳に囁いた。

「あのね……」
「ん?どうした」
「兼介さんは何も知らない……」
「そうか……」蓮もそんな気がしていた。

「知らない方が幸せな場合もある。俺たちは知った上で幸せになる」
「うん」蓮の言葉に秀人も力強く頷いた。
「俺はこれから仕事だけど終わったら迎えに来るから、学校から帰ったら身の周りの物だけでも準備しておいて」

「はい。待ってる」
これから二人の新しい生活が始まるのだ。
秀人も蓮も別れの辛さを知っているから、離れる事など考えられなかった。

「ほら、家の方が心配しているから行きなさい」
「はい。じゃ夕方……」
こんな朝、人通りもある中で抱擁もキスも出来ないけど、それでも秀人の心は満たされていた。





「どうしたんですか、今夜は店を開けなくていいなんて……」
兼介に呼び出されたのはホテルの中に入っているフランス料理の店だった。
「まぁそれは後で説明するから、先に食事しよう」
座ってと目で促され仙波は渋々席に着いた。

「たまにはゆっくり食事でもしようや」
ソムリエがワインを注ぐ間仙波は黙ってそれを眺めていた。
「乾杯」とグラスを目の前に差し出され仙波もグラスを持ち「乾杯」とグラスを合わせた。
「上に部屋を取ってある、話は食事が終わってからだ」
兼介の言葉に仙波は頷きながら不安な顔は隠せないでいた。

本当に店以外で兼介と会う事など今まで無かったし、ホテルに泊まった事も無かった。
『始まりなのか終わりなのか……』どちらにしろ何時もと違う設定に仙波は腹を括る必要を感じた。

せっかくの料理もきちんと味わえないうちに食事は全て終わった。
仙波は「部屋へ行くぞ」と言う兼介の背中を見ながらエレベーターに乗り込んだ。
部屋に入るまでどちらも口を開かない。重苦しい空気に仙波は兼介の話が何であるのか察しが付いた気がしていた。

「何か飲むか?」兼介の問いかけに仙波はゆっくり首を振った。
こんな生殺しの状態で酒など飲んでも美味くもないし、酔えやしない。
だが仙波と違って兼介の表情は何だかすっきりしている事は緊張している仙波には判らなかった。

そんな仙波の前に1通の茶封筒が置かれた。
「何ですかこれ?」
「あの店の権利書だ」
「え……?」仙波は兼介の言っている意味が全く理解できないで聞き返した。
「あの店の権利書だと言っただろう?」
「だからどうしてそれが此処に?」そう此処で見せられる意味が判らないのだ。

「名義をお前に書き換えてある。あの店はお前の物だ」
「…………意味判らない」兼介の言葉に仙波は怒りすら覚えていた。
「あの店をお前にやるって言っているだろう?」
どうやら兼介は違う反応を期待していたのか、強張る仙波が逆に理解出来ないでいた。

「あの店が欲しいって言いましたっけ?」
「いや、そんな事は聞いた記憶は無いが?」
「手切れ金にしては過分な金額だと思いますが?」
「…………」

どのくらい沈黙が続いたのだろうか?突然兼介が笑い出した。
「誰が手切れ金だと言った?」
「だ・だって……じゃどうして権利書を書き換えたりしたんですか?」
「保険みたいなものだ」
「保険……」もう少し判り易く言えないのだろうかと仙波は内心歯がゆい思いだった。

「こんなご時世だ、明日に何が起きるかは判らない。俺に何かあったらお前には何も残らない。そういう意味での保険だ。俺はお前と別れるつもりは無い。」
きっぱりと別れを否定した兼介の顔を仙波は唖然と見つめていた。

「慎……待たせたな。俺の全部をお前にやるよ」
「え……っ?」
想像していなかった展開に仙波は着いて行けずにただ戸惑っていた。
だが目の前にいる兼介は今までに見た事のない優しい顔をして仙波を見ていた。

「それって?」もっと言葉を続けようと思ったが、喉が熱く締め付けられ思うように声が出ては来なかった。
「それとも、もう俺を欲しくはないか?」
「……ほ・欲しい……貴方の全部がずっと欲しかった」

その後の事は仙波は良く覚えてはいなかった。
ただベッドの中で兼介を存分に受け入れて感じ、心の底から満たされる思いでその幸せに泣いた。
今日のSEXは恋人同士のそれだった。
兼介の這わす指にも唇にも喘ぎ、その灼熱を受け入れた時にはもう死んでもいいとさえ思うようなそんな営みだった。

兼介は今朝、秀人と蓮に会ってから自分が思った以上に傷ついていない事に気づいた。
秀人に感じていた執着もいつの間にか薄らいでいた。そんな時に思い出すのは抱かれる度に辛そうな目をしていた仙波慎だったのだ。
以前は果たして自分が求めているのはどっちだろう?と突き詰めても秀人への思いと仙波への思いの違いが判らなかった。
だが、秀人が蓮と付き合うようになってから、そして昨日秀人と久しぶりに会ってからもう一度自分を見つめ直してみた。

秀人は愛すべきとても大切な存在だ。だけど本音で秀人を抱けるかと聞かれたらそれは否。
自分の腕の中で喘ぐ秀人は想像出来なかったのだ。
恋人というよりも、身内に近い存在とでも言えばよいのだろうか?
自分の心を見つめ直した時にやはり心に浮かぶのは仙波だった。
いつも寂しそうな目で自分を見詰め、何の見返りも求めない存在。

「俺は慎を愛している」
やっと本人に向けて言えた言葉は仙波を泣かせるには充分過ぎたようだ。



蓮のマンションから大学に通う事になった朝秀人は慣れない駅の景色を眺めていた。
そこには蓮本人と出会うより先に出逢った蓮のポスターがまだ飾られていた。
契約が終わったらモデルを止める蓮の最後の余所行きの顔に秀人は口元を緩めた。

2011-2-12-p.jpg

ここから全てが始まった……いや150年の時を超えて僕たちは巡り会えた。

(秀麗……蓮三郎さま……)

声が聞こえた気がして秀人が振り向いた。
だがそこにあるのは朝の雑踏と急ぎ足の人の波だけ―――
秀人は再び蓮のポスターを見詰めた後に、ゆっくりと足を踏み出した。
この一歩がもう未来なのだ。

『僕は蓮と未来に向かって一緒に生きていく……』

そう心で呟くと秀人はきりっと前を向いて歩いて行った。

<完>


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途中更新が怠ったり、全40話のわりには短い話があったりしましたが
ブログ開設1周年記念作品であり、そして「裏大奥」の番外編でもある「彼方から」は
この回を持って最終回とさせて頂きます。

最後まで付き合って下さって心から感謝致します。

本当にありがとうございました。

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COMMENT - 19

-  2011, 05. 01 [Sun] 00:28

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龍  2011, 05. 01 [Sun] 00:29

決して軽いお話ではないし、昔の悲しみを抱えて笑うというのはどれほどの事なのかはわかりません…
それでも最後には爽やかな風が吹き抜けるようなエンドにしてくださった事で温かい気持ちにさせていただきました(☆_☆)

秀麗&紅蓮のファンとしては、二人の別れのシーンを描いてくださった事も新鮮でした。出会いもあれば別れも必ず訪れる。そこから目を反らすことは出来ませんよね(ノ_・。)

お疲れ様でしたω`*)

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kikyou  2011, 05. 01 [Sun] 02:06

鍵コメYさま  よかった~

こんばんは。

早々のコメントありがとうございます(*^_^*)

何とか終わる事が出来ました。
手を広げたらちょっとややこしくなるので、何とかまとめてしまいました^^

Yさまもおめでとうございます。
うん、拍手からは書きにくい~と思いながら(笑)

これからもお互い切磋琢磨しながら書いて行きましょうネ。

好きな事を苦痛に感じないように私もマイペースで続けたいです。

では、コメント有り難うございました。嬉しいです!!

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kikyou  2011, 05. 01 [Sun] 02:11

龍さま

こんばんは!

最後には爽やかな風、と言ってもらえてホッと安心しました。
途中色々気のめいる事の多い中で、書き止まったりもしたのですが
何とか最後まで書き上げる事が出来ました。

そうですよね、出会いと別れはセットですよね。

秀麗と紅蓮……あの炎のイラストが頭に浮かびます。
何だか終わる事が寂しい気持ちもしますが、これも一つの別れと思って
新しい萌えとの出会いに頑張ろうと思います。

龍さん、読んで下さってありがとうございましたo(*'▽'*)/☆゚’

応援して下さる方がいるからまた次へと頑張れます。


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jun  2011, 05. 01 [Sun] 07:11

お早うございます。
彼方から、完結おめでとうございます。
秀麗と紅蓮の生れ変りの秀人と蓮、この二人は結ばれるのが当然。
だけど兼にぃの存在が二人を引き離してしまうことになるのではと
心配していましたが、兼にぃも素晴らしい大人でしたね。
兼も仙波と一つになり、芽出度し芽出度し。

途中になってるの書き継いでくださいね。

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ちこ  2011, 05. 01 [Sun] 07:23

最終回おめでとうございま~すヾ(=^▽^=)ノ
心満たされるって大切ですよね、その人のいつもつけているコロンの残り香でさえも満たされるというか・・・
あるべき場所にあるということは大切ですよね~♪
上さまはちょっぴり意地悪してみたくなり、隆弘くんは初恋の思い出を手に入れて、二人とも大好きな秀人の幸せを祈りつつそれぞれの思いに終止符を打つ。
上さまも仙波ちゃんへの気持ちに気づいてよかった・・・こんな健気な受けちゃまにツボってしまい大好きになってしまったちこだった・・・あれ~強気な子が好きだったのに???最近、思考が乙女化してます(;^_^A
あっ、kikyouさまっ!!未だ、危機から脱していない子が!!←早く助けてくださいませ~♪

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-  2011, 05. 01 [Sun] 08:38

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けいったん  2011, 05. 01 [Sun] 11:26

”彼方から”遥かなる時の流れを経て 結ばれた連と秀人の想いは 今また 新たに 始まるのですね!

「裏大奥」が 壮大で荘厳な印象が強く kikyouさまも 続編(しかも現代版で!)を書くにあたって 大変だったでしょ?
でも とっても 連と秀人が 健気で一途で 素敵でした♪゚+。(〃ω〃)。+゚ハフゥ~ン♪
♪感謝☆(人゚∀゚*)☆感謝♪...byebye☆

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kai  2011, 05. 01 [Sun] 20:40

今度こそ末永くお幸せに

最後までドキドキしました
無断外泊までしちゃうし・・・

「裏大奥」のその後は、きっといつまでも仲良く幸せに暮らしたんだろうなと思っていましたが、連さん儚く逝ってしまったなんて(ToT)
残された秀麗ちゃんも精一杯頑張ったけどかわいそうで、連さん早めに迎えに来ちゃったんじゃないのかな
そして、時を越えて再会し愛し合えるなんて、その愛の深さと思いの強さを感じました
それからブログ村のポチのバナーもすきです
初めのころにあった”背中を押して”もきゃ~っと何度も押したくなりました(何回も押してもしょうがないんですけどね)

しばらくコメできなかったので最終回なのでまとめて、御礼コメさせていただきました
ホントにホントにいいお話でした
ありがとうございました

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梨沙  2011, 05. 02 [Mon] 18:36

ポッ(*゚.゚)(゚.゚*)ポッ

無事に完結おめでとうです(*^.^*)
今回のお話を書いてくださって本当に嬉しかったです!! 蓮三郎と秀麗のその後が気にはなっていたので 別れは辛いものですが… 次に巡り会える事を願うというのは切なくもありますが それ程の思いを相手に対して持てるということなんですから凄いです(*^^) 150年の時を越えて再び出会えた2人が恋人として幸せを手に入れられたのには(T-T) ウルウルでした 過去の悲しみも乗り越えて蓮と秀人には幸せを共にいる事の喜びをずっと味わっていて欲しいですキャッ(^^*))((*^^)キャッ 兼にぃにはハラハラさせられましたが恋人ができて良かったです!!誰もが持っている半身に出会える喜びをそして幸せを噛みしめて1日1日を大切に… 
1周年企画 本当に有り難うございました(*^^)/。・:*:・°★,。・:*:・°☆アリガトウ

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kikyou  2011, 05. 03 [Tue] 23:54

ちこさま

こんばんは!相変わらずお返事が遅いkikyouです(ごめんなさい^^;)

あれ?ちこさんも強気受けちゃんが好みでしたか?
一度は書いてみたいですね。

40回というあまり長い回数ではないのですが、ちょっと途中止まったりして
やっと最終回書く事が出来ました。
いつも読んで応援して下さってありがとうございました(*^_^*)

仙波ちゃん(笑)真似してちゃん付けてみた。
も思いが通じて良かったです。

何だか急いでまとめた感は拭えないのですが、まとめる事が出来て安心しました。

危機から脱してない子も大丈夫でした。
(ごめんなさい、本当にリコメ遅くて・(ノД`)・゚・。)

また次回からの作品も楽しんで下さいネ。


いつもコメントありがとうございますo(*'▽'*)/☆゚’

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kikyou  2011, 05. 03 [Tue] 23:58

junさま

こんばんは。

最後まで読んで下さってありがとうございます。

秀人も蓮も、そして心配だった兼介も収まる所に収まる事が出来ました。

今回は途中のんびり更新になってしまいましたが
みなさんが「それでもいいよ」って言って下さって有難かったです。


途中になってるの^^;
御免なさい、なかなか書けないでいます。

もう少し待ってて下さいね。
次は少し軽い感じの話を書いていこうかな?って思っています。

いつも読んで下さってありがとうございますo(*'▽'*)/☆゚’

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kikyou  2011, 05. 04 [Wed] 00:11

鍵コメBさま  お疲れ様&ありがとうございました

こちらこそ、読んで下さってありがとうございます(゚∀゚)

私も!二人の白衣姿萌えます!
いつかそういう話も書いてみたいと思います。

前回の話が遠い過去なので、どうしても出だしが悲しいものになってしまいましたが
秀人も蓮も今の幸せを大事に生きていってくれると思っています。

普段は書かない親という存在も今回は、ひとつの幸せの一片として書いてみました。


兼介も仙波も隆弘もそれぞれの思いを胸に一歩進む事が出来ました。

やっぱりハピエン好きです私。

そして何よりも嬉しいのが、やはり読んで下さる方が
「ありがとう」と言って下さる事です。

凄く嬉しいです。
読んで下さってありがとうございました!*:.。☆..。.(´∀`人)

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kikyou  2011, 05. 04 [Wed] 00:42

けいったんさま

こんばんは。

現代版思った以上に難しかった~
でも読んでくれる人がいるから書けた!
けいったんにもお世話になりました。
ありがとうございます*:.。☆..。.(´∀`人)

今HPサイトも作成中なんです。
まだ人様に見せる程の物は移せていないんですが……

やりたい事は沢山あるのに、なかなか進みません


でも最後までお付き合い下さってありがとうございましたo(*'▽'*)/☆゚’

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kikyou  2011, 05. 04 [Wed] 01:40

kaiさま  今度こそ末永くお幸せに

こんばんは。

裏大奥を幸せで終わらせておきながら、この話の為に寂しい最後にしてしまいました^^;

長い時空を超えて出会い結ばれる……
その為に秀麗を沢山泣かせてしまいました。

どうも泣かすのが好きみたいな作者で申し訳ないです^^

最後まで現世の記憶がちゃんと戻らなかった兼介でした。
でも仙波への思いと秀人への思いの違うに気づき、こちらもハピエン

隆弘には可哀想な事をしてしまいましたが、彼にもきっといい出会いがあると思っています。

40話という短い話なのに2か月もかかってしまいました。
でも最後まで読んで下さって、こちらこそ本当にありがとうございますヽ(゚∀゚)ノ

いい話と言ってもらえて、マジ嬉しいです。

ありがとうございました!o(*'▽'*)/☆゚’


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kikyou  2011, 05. 04 [Wed] 01:45

梨沙さま  ポッ(*゚.゚)(゚.゚*)ポッ

こんばんは。

やっと完結しました(笑)最後までお付き合い下さり本当にありがとうございました。

過去を現在に持って来る事で、秀麗には辛い思いをさせてしまいました。
でも強い絆は時空を超えましたo(*'▽'*)/☆゚’

これからも秀人と蓮、きっと強い結びつきで仲良く暮らしていけると思っています。

キャラを作ってしまってから、どうしよう?と迷った兼介。
でも何とか幸せにさせる事が出来て、自分が一番ほっとしているんです^^;

兼介と仙波の話はかなり切ない方向になってしまいましたが
仙波ならば何があっても兼介と寄り添えると思っています。

梨沙さん、いつも可愛い絵文字と暖かいコメントありがとうございましたヽ(゚∀゚)人(゚∀゚)ノ

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kikyou  2011, 05. 04 [Wed] 02:23

拍手コメ k.kさま

こんばんは。

遅くなりましたが完結できました(゚∀゚)

途中どうなるかちょっと不安な部分はあったのですが
目指すハピエンで終わる事が出来ました。

最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございましたo(*'▽'*)/☆゚’

次作も楽しんで下さいね。

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NK  2011, 05. 06 [Fri] 09:04

遅くなりましたが、完結おめでとうございます!
こちらも完読しました。

想いを残して長い年月をかけて結ばれた二人と、身近にいながらその大切さに気付かなかった(兄上様だけ)二人が結ばれましたね。
納まるところに納まってめでたし、めでたしでした。

途中、波乱だ、波乱だ とコメントで煽って楽しんで申し訳ないことをしたな。と反省しております。その陰でkikyouさんは産みの苦しみを味わっていたのですね。
子離れできないママかと思いきや、包容力のある世話好きの秀人ママと、大学を卒業し大人になった秀人と蓮の攻防を見てみたいと思い、狙っていたのに私のカウンターは100013でした。
でもこの二人も、今度は私が覗き見する喫茶店へ行けますね(笑)

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kikyou  2011, 05. 08 [Sun] 01:06

NKさま

こんばんは。

読んで下さってありがとうございます!!

【裏】大奥に限っては、他の話のように、クリスマスやバレンタインなどの話が
書けずに、ずっと考えていました。
あの時代にも正月なら……と思った事も(笑)

でも私自身がそう時代物など書ける器ではなく、捻ったのが今回の話でした。

お陰で、幸せだった秀麗にも、大分悲しい思いをさせてしまって……
プロットを書けない事も一因なんですがね。
書くのって楽しいけど難しい~って感じでしたヽ(゚∀゚)ノ

でも、どうにか丸く収まってくれて一安心です。

途中のコメント。全く問題ないですo(*'▽'*)/☆゚’

予想を裏切るのも、予想通りなのも書き手として楽しいんですよ。
いつも嬉しく、楽しみながら拝見させてもらっていますので
そんな反省なんて言わないで下さいネ~♪

喫茶店!あのお話も、好きと言って下さってありがとうございます。
でも次は、やっぱあのCPかなぁ?って考えています。

書きたい事は沢山あって、妄想と書いた分の区別が判らなくないそうな今日この頃です(笑)

コメントありがとうございました。

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