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雨の日に出逢って 14

 24, 2010 15:40
「あ・・・っ」
瀬名の指が遥の蕾に触れた。
「遥・・・キスしていい?」
「やぁ・・恥ずかしい・・・」
「欲しくない?」
「・・・・欲しい・・・かも?」

指やペニスと違い、ぞくぞくとする感じがする舌の感覚は嫌では無かった。
「あーーーーっ」
瀬名の舌先が蕾の皺ひとつひとつをなぞるように這っている。
遥の腰がもぞもぞと動くが、瀬名はその腰を動かないように固定する。
「あぁぁ・・・ん・・・瀬名ぁ・・・」
「遥、腰動かしちゃって・・・我慢できない?」
「う・・ううう・・・出来ないぃー」
遥はペニスを触って欲しくて堪らなかった。

「今夜はお仕置きも兼ねてるんだからね、其処は最後」
「えぇ?お仕置き・・・・どうしてぇ?瀬名ぁ・・・」
「イク時にジミーの名前を呼んだの覚えてない?」
「そ・そんなの知らなーい・・・・せ・瀬名だって・・」
「俺がどうした?」

「ああぁぁん・・」
瀬名の指が後孔にぷつっと挿入された。
「瀬名だって・・恋人募集中だってぇあぁぁ・・」
指の感覚に悶えながら週刊誌に載っていた恋人募集中のコメントに文句を言う。

「えっ?あれ読んだの?」
「職場の女性職員が持ってたぁ・・・瀬名格好いいってぇ・・・あ・・っ」
「あれは社交辞令みたいなもんだよ・・・馬鹿だなぁ・・」
「ほ・本当に?やぁーっ」
喋りながらも、瀬名の指が最奥まで到達した。

「ああ、こんな可愛い恋人が居るのに・・・」
「か・可愛い恋人?」
「そう、俺が好きなのは遥だけだよ・・・」
「ひゃぁーーん・・・あぁぁ・・・」
瀬名の指が中を掻き回すように、動いている。

「遥、丸いの使うよ」瀬名の言葉に遥が黙って頷いた。
「あ・・っ」指が抜かれる感覚が寂しい。
その寂しい後孔の入り口に、指ではない感触の物が当てられた。

ぷつっ!
「やぁーーー入ったぁ・・・瀬名ぁ怖い」
怯える遥に「大丈夫だよ、指2本くらいのサイズだから」
そしてそっと2個目のビーズを押し入れた。
「あぁぁ・・・・」
「ほら・・・遥どんどん呑み込んで行くよ?判る?」
「あぁぁん・・・丸いのが・・・あぁいっぱいだぁ・・・瀬名ぁどうしよう?」

瀬名は遥が怯えないように、傷つけないようにゆっくりと5個のビーズを埋めきった。
「遥、可愛い・・・全部入ったよ」
「あぁ・・・・・瀬名・・ちゃんと取れる?」
「大丈夫だよ、ほら」
そう言って1個だけ抜いてみせた。
「いやぁーーー変・・変・・・・」
そして抜いたそれを又押し込む。

「遥・・気持ちいい?」
「うう・・・わかんない・・・」
「でも遥のここ涙零して悦んでるよ」
「あぁぁ・・・瀬名・・・見てるだけじゃ駄目ぇ」

「駄目・・我慢して」
そう言いながら瀬名はゆっくりビーズを抜いたり押し入れたりしてみた。
「は・・・・っ・・・ん・・ぁ・・・・はぁ・・っ・・」
遥の口からは何の言葉も出ずに、ただ甘い吐息のみになって行った。

「ん・・ぁ・・・・はぁ・・っ・・・あぁぁ・・」
「遥・・・全部抜くよ」
そう声を掛け、一気にビーズを全部抜いた。
「やぁぁぁーーっ・・あぁぁ瀬名ぁ・・・変になっちゃう・・・」
遥のペニスからは、とろとろと透明の露が零れ落ちている。

「遥・・・遥、大丈夫?」
「せ・・せなぁ・・・イキたい・・・・イカせて・・・」
涙ながらに瀬名に強請るが
「じゃもう一つ使ったらイカせてあげるから・・いい?」
「うう・・・うん・・・」

次に瀬名が手にしたのは、パープル色のバイブだった。
最初に遥が段ボールから取り出し、びっくりして放り投げた物だ。
「次はこれ使おうね」
「・・・やっ・・そんな大きいの無理・・」
「俺のよりは小さいと思うよ」
実際それは、一般成人男子のよりも一回り位小ぶりの物だった。

「そ・・そう?瀬名のより大きいのは駄目だからね・・・」
「どうして?まだ箱の中に大きいのが沢山あるよ」
これは絶対無理だろうと言うようなビックサイズな物まであった。
多分これを買って来たという男は、まさか遥が使われる側だとは思わないで買ったのだろう。
3点攻めのバイブまであった。

瀬名はそのパープルのバイブにローションを垂らし、
遥の目の前で馴染ませた。
そして遥の体をうつ伏せにし、腰を引き上げ四つん這いにさせる。
さっきまでビーズを咥え込んでいたアナルにもローションを垂らした。

遥が口数少なくじっと、その時を待っている
蕾にバイブの先を馴染ませるように押し付け、広げるようにゆっくり押し進めた。
「は・・っ・・・はぁ・・・」遥が溜息を吐いたのを見計らって、半分ほど埋めた。
「あぁ・・っ・・・んん・・・っ」
初めてバイブ受け入れる後孔は、ゆっくりとそれを呑み込んで行った。

「遥、苦しくはない?」
「あぁ・・・っ・・・はぁっ・・」緊張しているのか、文句の一つも出て来なかった。
少し馴染ませてから、遥がバイブのスィッチを入れた。

「やぁーーーっ!瀬名ぁ!動いてるよぉっ・・・やぁーーだめぇーー」
瀬名は遥の良い所を探して、動かした。
「あああぁぁぁ・・・だめぇ・・そこだめっ・・・・」
その言葉に口元を緩めた瀬名がバイブの振動を弱から中そしてMAXに切り替えた。

「ああーーーーっ!はぁっ・・・もっ・・・瀬名ぁ!だめっ・・・イっちゃいそうーー」
「此処に触れてないのに?」揶揄するように言うと
「だめっ!イクッ・・・・あぁ・・せなぁ助けてぇ・・・・」
遥は涙声で瀬名に助けを求める。

「お願い・・これ抜いてっ、やっ!お願いせなぁーーうっうっ・・・」
「どうして?これ気持ちいいんだよね?」
「やだぁー瀬名のがいいのぉ・・・お願い瀬名ぁ・・・瀬名のがいいのぉ・・・」
抗っても遥のペニスからはポタポタと雫が垂れ、シーツを濡らしている。

瀬名はゆっくりとバイブを抜き、そしてファー付きの手錠を外した。
手錠を外された遥が瀬名の首に両手を回し抱きついて来た。
「瀬名ぁ・・・うっうっ・・・瀬名のばかぁ・・・」
「ごめん・・・ちょっとお仕置きが過ぎたかな?」
大人のオモチャの存在すら知らなかった遥には、少しきつかったかもしれない。

瀬名は首に絡みついた手を外し、遥の顔を覗き込んだ。
涙で濡れた顔はまるで、少年のようだった。
その瞼に口付けを落とし、頬を舐め、唇に辿り着くと
待ってたように遥が激しく吸い付いて来た。

瀬名は対面座位の状態で、遥の後孔に自分のペニスの先をあてがった。
「遥、腰を下ろして」
「う・・・・・」ゆっくりと遥が自分の体重を掛けて、瀬名のペニスを飲み込む。
「あ・・っ・・・ん・・・あぁん・・・・あぁぁーっ」
遥が背中を仰け反らせながら、ゆっくりと・・・そして全部を呑み込んだ。
「あぁぁ・・・・瀬名ぁ・・・・上手に出来た?」
「ああ凄く上手に出来たよ、全部遥の中だ・・・ご褒美あげるよ」

そう囁くと、瀬名は遥のペニスを握り込み扱き始めた。
「やぁーっ!あぁぁん・・・・はぁ・・・せなぁ・・・気持ちいい・・・・」
ずっとイキたいのを我慢させられていた遥が絶頂を迎えるのは早かった。
「あぁぁーーーっ・・イクっ・・・イっちゃうよぉ・・・瀬名ぁーーっ・・・あぁぁ」
ぶるっと体を震わせ、ドクンドクンと瀬名の手の中に白濁を飛ばした。

瀬名の肩に顎を乗せるようにして、呼吸を整えている。
「はぁっはぁっ・・・」
蠢く内壁の締め付けに持っていかれないように耐えている瀬名の耳元で
「瀬名ぁ・・・・I LOVE YOU・・」
その一言は今までに無く大人の色気が滲み出ていた。

ぞくっとする感触に瀬名は口付けで返し、そしてゆっくり遥を押し倒して行った。





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「天使の箱庭」からの転載で申し訳ございません^^;



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