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雨の日に出逢って 4

 21, 2010 21:40
「じゃぁ、その遥さんのバージン俺が貰ってもいいですか?」としおらしく聞くと。
「う・・・はい・・貰って下さい」と遥が頭を下げるから、
瀬名はその頭ごと抱きしめながら「遥・・・愛してるよ」とそっと耳元で囁いた。

「遥・・ベッド行く?」瀬名が尋ねると、遥はコクンと頷いた。
「お出で」瀬名に手を引かれて、奥にあるベッドに向かった。
「せ・瀬名・・・緊張してきた」
縺れるように歩く遥をベッドにそっと座らせ
「本当に大丈夫?今ならまだ止めれるけど?」瀬名が優しく聞いてきた
「やだっ!止めなくてもいいから・・」

必死の顔で言う遥に口元を緩めながら
「遥、可愛い・・」
「可愛い言う・・・んん・・」
最後まで言わせてくれないのは瀬名の唇だ。

今までキスは何度も交わした。
舌を絡めるキスも何度も交わした・・・だけど熱さが違う気がした。
何処かで瀬名がセーブしてたのだろう。
それが今は、そういう躊躇いも遠慮も無い、欲望を隠さないキスだった。

「んん・・・あぁ・・・瀬名・・」
呼吸が出来なくて、瀬名の胸を押した。
「ばか・・鼻で息すればいいだろう?」瀬名が揶揄するように言うが
「だ・だって・・緊張して・・」
そんな遥の頬にちゅっとキスして、その瀬名の唇が耳たぶから項へと降りていった。

「あぁん・・・瀬名」
瀬名の唇が、胸の尖りの周りを嘗め回す。
肝心の尖りに触れようとしない瀬名に遥がシビレを切らした。
「ん?何?」
「・・・せなぁ・・・」
「そんな甘えた声出しても無駄だよ、自分でちゃんと言って」
「うう・・・・せな・・・ここも」
「ここって?」
「瀬名って意地悪だ・・・あぁん・・・早くぅ・・・」
そんな遥を無視するように、瀬名は尖りを避けて舌を這わした。

「瀬名ーっ・・・僕の・・ち・乳首もー舐めてぇ」
恥ずかしそうに顔を逸らしながら言う遥に
良く言えましたと言うように、瀬名が待ちわびている遥の尖りを唇で挟み
ちろちろと舌で舐めあげた。

「あぁぁん・・・・瀬名気持ちいいぃ・・・・」
「噛んでいい?」
「あん・・・噛んでぇ」もう瀬名の思うツボだ。
かりっと甘噛みする瀬名の頭を抱きしめるように
「あぁぁぁ・・・・っ・・・瀬名ぁ・・・気持ちいいよぉ」
「・・本当に遥って此処感じるんだなぁ」
呆れたような、でも嬉しそうな瀬名の言葉に
「だ・だって瀬名なんだもん・・・」

「じゃ俺じゃないのだったらどうなる?」
瀬名が意地悪そうな声で聞いた。
「えっ?」意味が判らない・・・
瀬名はベッドのサイドテーブルから小さな袋を出した。

そしてその袋の中から、蚕みたいな白い物を取り出した。
そういう物を見た事もない遥は「な・何それ?」と少し怯えた声を出した。
「これ?遥をもっと気持ち良くする物さ」
そう言うと瀬名は、又遥の尖りを口に含み、
そして片手でその白い物を寂しそうにしている片方の尖りに当てスイッチを入れた。

小さい機械音と共に遥の「やぁーーん・・・な・なに・・・あぁん」
遥の甘い喘ぎ声が部屋に響いた。
遥の反応の良さに気を良くした瀬名が、もうひとつ袋から取り出し
もう片方の尖りに触れさせた。

両方の乳首にローターを当てられた遥は堪ったもんじゃない・・・
「あっ・・・ああぁん・・・やぁん・・・・せなぁ・・・気持ちいいよぉ・・」
遥は、とっても可愛い反応を見せてくれる。
ふたつのローターをサージカルテープで留めた。
「あああん・・・瀬名・・・イっちゃうよぉ・・」

瀬名は腰に巻いたバスタオルの上から、遥のペニスを握った。
「やぁっ・・・触ったら駄目だよぉ・・・直ぐに出ちゃうから・・」
それでも瀬名はタオルごしに、何度か遥のペニスを扱いてやった。

「ああっ!瀬名ぁーイクッ・・・イっちゃうぅ・・・」
タオルごしに遥のペニスがピクンピクンと痙攣し、タオルにシミを作った。
「えっ?マジ・・イったの?」
瀬名は遥のあまりの反応の良さに、ついそんな言葉を吐いてしまった。

「瀬名の馬鹿ぁ・・・イクって言ったのにぃ・・」
早い射精は瀬名のせいと言わんばかりに、涙目で瀬名を見ている。
瀬名はテープを外さないでローターのスィッチだけを切った。
怒ったような遥が「これも取って!」と命令口調で言うから
「取ってもいいけど、取ったらこれ何処に入れるか判る?」
「うう・・・・・どこ?」

「痛くないように準備しないとな・・」

「ジミーは痛くないって言ってた・・・」
「へっ?ジミー・・誰それ?」
「僕の従兄弟のジミー」
「そ・そのジミーもゲイなの?」
「そうだよ、バリバリのゲイだよ」
バリバリのゲイ?その言葉に驚くが当の遥は至極真面目な顔だ。

「そのジミーもクォーターなの?」
「違うよ、ジミーはスリークォーター」
「?」
「僕の母ちゃんとジミーの母ちゃんは姉妹でハーフだけど
ジミーの母ちゃんはアメリカ人と結婚したからっ」
面倒くさそうに遥が説明する。

「はぁ・・そういう事、でも母ちゃんって・・・何だか遥に似合わない呼び方だな」
「だって、母ちゃんがそう呼んでって・・・」

「ふーーん・・・でそのジミーが痛くないって言ったの?」
「うん、痛くないし、凄く気持ちいいって」満面の笑みの遥が答える。
「・・・最初は痛いと思うけど・・」そういう瀬名に
「えっ?どうして?」

そんな遥を見て、瀬名はますます不安になって来た。
遥の手を引いてきて、瀬名は自分の元気なペニスに触れさせた。
「あ・・っ・・・瀬名・・・」
「遥、判る?僕のこの大きくなったペニスを遥のアナルに入れるんだよ」
「ええーーーっ?」

その反応に、やっぱり・・と瀬名が肩を落とした。





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