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雨の日に出逢って 5

 21, 2010 21:43
「瀬名!僕の携帯取って」
遥の慌てたような声に驚きながらも、ソファの前のテーブルから携帯を持って来てやった。
携帯を受け取ると焦ったように、誰かに電話を掛けている。
電話が繋がったと思った途端に早口で捲くし立てている。

流暢な英語だがあまりの早さに瀬名は上手く聞き取る事が出来なかった。
だが、最後に遥は怒ったように電話を切った。

「やっぱり本当だった!」
「はい?何?」
さっぱり意味が判らない瀬名が問うと
「ジミーに聞いたら、やっぱりアナルに入れるんだって!」

「はい?わざわざその従兄弟のジミーに電話して確認したわけ?」
「そう!」
「だから怒ってた訳?」
「ち・違う・・・・ジミーが・・・ジミーが日本人のは固いから良いよ、って
ジミーが今度瀬名とSEXしたいって言うから・・・・」
「はぁ?」呆れて物が言えない。
「ねぇ・・瀬名ぁジミーとなんかしないよね?」
「俺ジミー知らないし、それに遥ともしてないのに何でジミーが出てくるんだよ?」

瀬名は少し怒っていたが「良かった」と安心そうに言う遥に
怒りよりも笑いがこみ上げて来る。

「でも俺、遥に挿れるとか言ってたよね?それに遥だってバージンだとか言ってたし・・」
それなのに、何でアナルSEXに繋がらないのかが理解出来なかった。
「うう・・・挿れるって・・・僕のく・・口の中だと・・・
だらか、僕まだ誰のも口に・・・だからバージンなのっ!」
最後は逆切れの遥だ・・・・

呆れながらも、瀬名はにやっと笑って
「じゃ遥なりのSEXしてよ」と腰のバスタオルを外した。
「ひゃーーっ」遥が驚いて変な声を上げた。

こんだけイチャイチャしてても、瀬名のシンボルを見るのは初めてだった。
さっきまで元気だった瀬名のペニスも一連のやり取りで、すっかり普通の状態だった。

瀬名はベッドに上がり、仰向けに寝転ぶ。
「ほら、遥・・・宜しく」
そう言われても、遥もどうしていいか判らない。
瀬名を見ると、目で「早く」と促され、渋々瀬名の横に座った。

諦めたように、瀬名のペニスに手をかける。
「ふっ」小さい失笑を漏らした遥に
「おい、今笑わなかった?」瀬名が少しムッとして聞くと、
「だって・・僕のとあまり変わらない・・」
何故か遥は嬉しそうだ。
「バカ、膨張率の問題だ」

「ふーん?」やはりバカにしたままの遥だった。
遥の手が瀬名のペニスに触れた。
その動作は恐る恐るという表現がぴったりだと瀬名は思った。
『くそっ、遥の顔が見たい』そう思ったけど、仰向けに寝た状態では良く見えない。

「遥ちょっと待って、やっぱ座るから遥はベッドの下」
「えーっ?」
瀬名は改めてベッドに腰掛けると、遥を自分の正面に座らせた。

「う・・・何だか恥ずかしい・・・」
「バカ、俺だって恥ずかしいよ」
初めての行為に二人で照れてても始まらない。
思い切って瀬名が「遥・・俺のを咥えて」と強請ってみた。

「うん!」何故か元気な遥だったが・・・余ほど瀬名のサイズを見くびっているのだろう。
遥が再度瀬名のペニスを手にし、そしてぱくっと咥えた。
一度咥えると遥は、一生懸命に舌や唇で奉仕した。
「遥・・・上手いな・・・」瀬名の少し上ずった声に満足したように

「うん、練習したから」と答える
「れ・練習?」どうやって?と聞きたいが聞く前に遥は嬉しそうに
「バナナで・・」咥えたまま答えた。

バナナ・・・ちょっと想像してしまった瀬名のペニスがピクと振るえる。
「んん・・・んん・・」だんだんと大きくなる瀬名のペニスに遥が呻く。
遥のふあふあの髪を撫でながら「はるか・・・」と声を掛けると
上目使いで「ふぁーに?」と聞いて来るから
「遥・・・気持ちいい」そう言うと目がにっこりと笑う。
その笑顔に又瀬名のペニスはぐんと嵩を増した。

「んんん・・・・・」涙目で遥が見上げた。
「何?」と聞くと、口を離して
「瀬名・・・ウタマロ!」
はぁ・・・1/4の血がそう言わせるのか?

遥の舌先が瀬名の鈴口を突付く。
「うっ!遥・・・気持ちいいよ」
遥の髪を掴む手に力が入った。
「んんん・・・」
「遥・・・もうイクから、放して」
「んんん」咥えたまま遥が首を振るから、瀬名ももう我慢の限界だった。
「遥!イクからっ」
そんな瀬名を無視するように、遥がちゅーっと鈴口を吸い上げた。

「うっ!」瀬名はそのまま遥の口腔に吐精してしまった。
「遥!ごめん・・・大丈夫?」
「・・・・・・・・」何も言えないまま首で頷く。
「遥、ほらタオル・・・出して」手元にあったバスタオルを瀬名は渡すが
遥はそのままゴクンと瀬名の出した精液を呑み込んだ。

「・・・はるか・・・・・・」
「だって瀬名のだもん・・・」
その顔が可愛くて、頭をぎゅっと抱きしめた。
「遥、今度は俺が遥をすっごく気持ち良くしてやるから・・・こっちお出で」

遥を立たせ、ベッドに座らせた。
その唇にキスを落とす。
自分の精液の味だろう・・・青臭い味がするが

「遥・・・可愛い・・大好きだよ」
「うう・・・僕も」
「遥の口のバージンは貰ったから、今度はアナルのバージン貰うよ」
「う・・・・・うん・・全部瀬名にあげる」





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