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雨の日に出逢って 7

 22, 2010 08:50
「うっ・・・あぁ・・」
「遥・・苦しい?」
「うっ・・・大丈夫・・・・・」

やはり2本から3本に増やすのはキツイらしい。
遥の体が強張るのが判った。
瀬名は遥の中で、指をばらばらに動かし、そして前立腺を刺激してみた。

「はぁ・・・っ・・・ぁぁぁ・・・」苦しいのか気持ちいいのかが判らない声に
「気持ちいい?」と尋ねると
「ううん・・・いい」と苦しそうに答える。
多分本人にも判らないのだろう。

瀬名は手を前に回して、遥のペニスを握り込んだ。
そこは、少し元気がないが、まだ硬さを無くしてはいなかった。
ゆっくりと扱いてやると、「あぁぁ・・・せなぁ・・・」
遥の声が甘くなって来る。

「遥・・・もうお前の中に入りたい」
背中に口付けした後、耳元で囁いた。
「う・・うん・・・どうぞ・・・」
緊張しまくってる遥が可愛いくて仕方なかった。

瀬名は充分に指で中を広げてから、ゆっくりと指を引き抜き
その蕾に自分のペニスの先を宛がった。
「あ・・・っ!」
その熱を感じたのか、遥が小さな声を出した。

「遥・・・挿れるよ・・・」
瀬名は片手をペニスに添え、ぐっと狭い入り口に押し付けた。
「ああーーっ!」遥の背中が仰け反った。
ぷつっと瀬名の先っぽが中に埋まった。

「やぁーーーっ瀬名ぁーーいったーい!」
体中で拒絶するから、全ての筋肉が硬直してしまう。
「くっ!」先だけ収まったペニスも千切れるように締め付けられる。

「は・遥・・・力抜いて」
「で・・できない・・・ジミーのうそつきぃー」
遥の瞳からはぽろぽろ涙が零れているのだろう、シーツに涙の痕が出来ていた。
瀬名はもう一度ローションを自分のペニスに垂らし、滑りを良くした。

そして、腰に力を込め、ゆっくりと挿入させて行った。
「ああーーん・・・瀬名ぁーだめぇ・・・」
「大丈夫、もう太い所は入ったから、もう少し我慢して・・・」
「うっうっ・・・・瀬名のうそつきぃー」

嘘つき呼ばわりされたって、此処まで来たら最後まで挿れるしか無い。
瀬名は遥の腰を掴んで、残りを全部沈めた。
「ああーーーっ・・・ああああぁぁ・・・」
「はぁっ・・遥・・・全部入ったから・・・」
瀬名も荒い息を吐きながら言う
「うう・・・・本当に?」
「うん」
「本当に・・全部?」
「そうだよ・・・遥と全部で繋がった・・・」
「うう・・・・僕本当に・・アナルSEX出来てるの?」

瀬名はそっと、目いっぱい広がった遥の入り口の薄くなった皮膚を撫でた。
「あ・・・っあぁ」
「ほら、こんなに遥のここ拡がって、俺のを全部呑み込んでるよ」
「うう・・・・見えない・・・破れてない?」

「大丈夫だよ、破れてないよ」
遥の不安を消してあげるように優しく言う。
「ぼ・僕も見たい・・・繋がってる所」
「じゃ少し馴染むまで待ってて、体勢変えるから」
「ど・どの位?10数える?」

遥の言葉が可笑しくてつい、くくくっと笑ってしまった。
「あぁぁ・・瀬名ぁ・・・笑ったら瀬名のペニスも笑うからダメぇ・・・」
瀬名が笑う事で遥の中のペニスが動いてまだ嫌らしい。

暫く馴染むのを待ってから、遥に声を掛けた。
「ほら、向きを変えて」
瀬名はうつ伏せになった遥の足の中に潜るように体勢を変えた。
「あぁ・・・っ」
遥の体の中で瀬名のペニスがぐるっと回った。

「やっと遥の顔が見れた・・」瀬名が微笑みながら言うと
「僕も・・・でも繋がってる所が見えない」
『あぁそうですか・・・』
「遥、じゃ起こすよ、俺の手に掴まって」

瀬名は対面座位に変える為に、遥を引き上げた。
「やぁぁぁぁーーっ」
その体位のせいで繋がりがより深くなった。
「大丈夫?痛かった?」
「ね、何処?」痛いより先に繋がっている所を見たいようだ・・・

呆れた恋人だ・・と思いながら少し体を反らすようにして
「ほら、見える・・遥の体の中に入ってるのが?」と言うと
自分の目で確認した遥の瞳にみるみるうちに涙が溜まってきた。

「は・遥?」
その涙はぼろぼろと頬を伝って零れた。
「うっ・・うっ・・・嬉しい・・・やっと瀬名と本当の恋人になれた」
「馬鹿だな・・・SEXしなくたって恋人だろ?」
遥の涙を指で拭いながら囁くと
「うん・・・瀬名・・・もし今雷が落ちたら僕達繋がったままずっと一緒だね」

『その例えはあまり嬉しくはないが・・・』

「そうだな」そう言って、遥の顔を両手で挟んでキスした。
絡めるキスを何度も交わした後、遥の耳元でそっと囁いた。
「遥・・・愛してるよ」と。

そのお返しのように遥が瀬名の耳元に唇を寄せて来た。
そして「せなぁ・・・いつ気持ち良くなるの?」と甘くて小さな声で囁いた。




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