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お菓子な気持ち 7

 17, 2011 00:39
初めて異物を受け入れた体はキツかったが、それでも比嘉を離すまいとねっとり絡み付いてくる。
「よくこんな体で今まで男無しで来られましたね?」
真琴の器量と地位を考えれば相手など選り取り見取りだろうと比嘉は思った。
だが蔑まされたとでも思ったのだろうか、真琴は口元を歪め一筋の涙を零した。
(しまった……)比嘉は真琴を傷つけてしまったと内心焦った。

ゆっくり根元まで咥え込ませ比嘉は真琴の腕を引いた。
「はぁっ……ぁぁ」
体勢が変わる事で真琴は最奥に比嘉の猛りを感じ甘い吐息を吐く。
比嘉の膝の上に跨る格好に真琴は戸惑いを隠せない。
「俺の首に腕を回して」耳元で囁く比嘉の言う通りに真琴は比嘉の体に抱きついた。

比嘉はそんな真琴を軽々と下から突き上げる。
「やぁぁぁっ……あん……深い」
ガチガチに硬くなった比嘉のペニスが真琴の内壁を擦りあげ最奥を突き上げる。
「比嘉ぁ……もう達っちゃう……気持ちいい……」
突き上げられる度に二人の体の間で真琴のペニスが揺れ擦られるが、そんな刺激はもどかしいだけだった。
もっと直接的な刺激が欲しくて、比嘉の首に回した腕を解き自分のペニスを握った。

「自分で扱いて見せて」
そんな真琴を見て口端を上げながら比嘉が煽った。
「はぁっ……あぁぁ……気持ちいい」
貪欲に快感を得ようと動く真琴の胸の尖りを比嘉は指で弾いた。
「あぁぁ……っ、そこいい……」
真琴は自分で弄った事はあったものの、そう感じる場所では無いと思っていたが、比嘉に弄られると信じられない程に気持ちが良かった。

「もう少し楽しませてもらいますよ」
そう言うと比嘉はペニスを握っている真琴の手を外させた。
「いやぁ……」あと少しという所で逸らされてしまい真琴は身悶えしながら比嘉の顔を見た。
目の前にずっと好きだった男がいる、そしてその男の欲情を今自分の体で受け入れている事実に真琴は眩暈がしそうだった。

「比嘉……嬉しい」

大学生の時にジムのプールで初めて見た時から気になり、行く度に目で探し追っていた。
最初は好みの容姿だっただけだったが、ジム仲間と雑談する顔や仕草に大人の男としての色気を感じ、どんどん惹かれていった。

比嘉は覚えていないみたいだったが、一度比嘉の前で足を滑らせ転びそうになった事があった。
背後から腕をとられ真琴の背中は比嘉の熱い胸板に支えられた。
「大丈夫ですか?」
その声に真琴は自分のペニスが熱を帯びたのを感じた。
(相手の全てを知らなくても好きになるんだ……)
「はい、大丈夫です。ありがとうございました」真琴はそれだけ言うと顔を見せるのも恥ずかしく、いや実際は固くなったペニスに気づかれるのが恥ずかしくて慌てて更衣室に駆け込んだ。

その事が決定的なきっかけとなり真琴は比嘉の事を調べさせた。
想像以上の比嘉の実績は社長である父親を説得するには充分だった。
ヘッドハンティング以外に真琴は別な工作もした。
それらに掛かった多額の費用は、真琴が留学しMBAを取得する事を交換条件として出されたのだ。だが真琴は比嘉を自分のものにする為に父親が出した全ての条件を飲み、そしてクリアした。

(4年も……)
「寂しかった……会いたかった……」
比嘉に貫かれながら過去を思い出していた真琴の口から、つとそんな言葉が漏れてしまった。
真琴の思考をある程度理解した比嘉が「どこがいいんですか?そんなに……」と呆れたような顔で聞いてきた。

「さあ?」改めて聞かれても何と答えていいのか真琴にも判らない。

「可愛くないですね」比嘉にそう言い返され真琴が唇を噛んだ瞬間にそれは熱い粘膜で覆われた。
(あ……っ)
それが比嘉の唇だと判った瞬間真琴の眦から再び、つーっと熱いものが零れた。



真琴は目を閉じて比嘉の唇に吸い付いた。
手で達かせてもらった、フェラもしてもらった、そして今比嘉の熱いペニスで貫かれていたがこんなキスされたのは初めてだった。真琴にはもう順番など関係なかった。

ただ吸い付く真琴の口腔に比嘉の舌が差し込まれ、驚いて逃げようとする真琴の舌にそれが絡み付く。
「はぅ……」歯列をなぞられると、そこから新たな快感が芽生え下半身に直結し、体中が疼いてくる。

「はぁ……っ、比嘉ぁ好き」
深いキスの合間に真琴はうわ言のように同じ言葉を繰り返していた。
真琴の声を聞く度に比嘉のペニスも、真琴の内壁を拡げるように嵩を増す。
「ぁぁぁおっきい……」
「貴方はどこまで私を煽れば気が済むのですか?」
比嘉の言葉に真琴は否定するように、力無く首を横に振って見せる。

比嘉は再び真琴を膝の上から下ろしベッドに貼り付けた。
下半身を密着させ、これ以上は無理という所まで真琴の中に埋めた。
「あぁぁぁ……っ、凄い……」
比嘉は大きく、そして激しく抽挿を始める。
「あっあっあっ……」揺れに合わせて真琴の甘い吐息が漏れ、比嘉の心を煽り続ける。

初めての真琴にこれ以上の負担は掛けられないと思っていたが、そんな思いさえ彼方に飛んでしまったように、比嘉は腰を打ちつけた。
真琴の張りつめたペニスを扱くとあっけなく吐精したが、比嘉の動きにそれが回復するのも早かった。
真琴の3度目の吐精に合わせて、比嘉も真琴の中に欲望の全てを放った。

脱力した体で荒い息を二人して整えている。
(ちょっとやり過ぎたか……)
比嘉は頭の中で明日のスケジュールを調整していた。
3度の射精とローションでべとべとの真琴の体を眺めていると、真琴と視線が絡まった。
何故か一瞬泣きそうな顔を見せた真琴が「大丈夫だよ、仕事は仕事だから……」と比嘉の脳内を察したように声を掛けて来た。

「取りあえず風呂に入りましょう。準備してきます」
そう言って立ち去った比嘉の後姿を真琴は黙って眺めていた。
遠くで湯を張る音がする。その音が子守唄のように聞こえ真琴の瞼は自然と下りていった。

次に目が覚めた時に真琴は、バスタブの中で比嘉に抱えられていた。
「ひ・比嘉?」
「大丈夫ですか?眠っていたようですがあのままという訳にはいきませんからね」
「あ、うん。ありがとう」
バスタブの中で比嘉の手の平が、真琴の体を優しく撫でるように這っている。
「中も掻き出しますよ?」
「ん?」真琴はその意味を直ぐには理解できなかった。

「あん!」
比嘉の指が蕾を撫でたと思ったら、ぷつっと中に挿入され真琴は驚いて声を上げた。
「ああ、中もぐちゅぐちゅですね」本来自分の吐き出した物のせいなのだが、さも真琴が悪いかのように比嘉はそう揶揄した。
比嘉は指で己の放った精を掻き出し、湯を白濁で汚した。

じっとして比嘉にされるがままの真琴のペニスが、ビクンと震えた。
声を出すまいと我慢している真琴が可愛くて、つい悪戯心を起してしまう。
それでも知らん顔で黙々と掻き出す作業を続けていた。
その状態のまま、何度も中の感じる箇所を擦り上げられた真琴は、たまったものではない。

「さぁこれで綺麗になりましたよ」
気づかぬ振りしてそういう比嘉の顔を、恨めしそうに真琴は見上げた。
「いかがされました?」
「比嘉ぁ……」
「はい?」
「……比嘉の当たっているよ、僕の腰に」
「う……」
「いいよ、比嘉がやりたければ、もう一度くらいしてやっても」

真琴の言葉に内心舌打ちをするように比嘉は、真琴をバスタブの外に立たせ縁に手を突かせた。そしてソープで滑りを付けたペニスを真琴の孔に押し当てた。
「後悔しても知りませんよ」そう通告してから、一気に貫いた。

「あぁ……っ」真琴は背をのけ反らせながら比嘉の物を受け入れた。
馴染むまでじっと動かない比嘉を背中に感じながら(もう比嘉は僕の体の虜だ)と真琴は思い、一方比嘉は(開発し甲斐のある体だ……)と考えていた事など互いは知らない。

結局二人が同じベッドで眠りについたのは、もう明け方に近い時間だった。
比嘉の体内時計は何時に寝ようが、思った時間に起きられるように長年の秘書生活で身に付けられていた。
比嘉は朝一度起き真琴のスケジュールを全て組み換え、今日1日をオフにしてからもう一度眠りに付いた。




こんばんは、Kikyouです。
私の我儘を受け入れて下さって、本当に感謝しています。
たくさんの温かいコメントのお返事も差し上げておりませんが、少しずつ復活して行こうと思っています。まずは、先に書き上げていた「お菓子……」です。

実は、この話はまだ完結していなかったのです……
もう未完がいくつあるんだろう、という感じですが少しずつケジメ付けていきます

ブログを閉じたわけでは無いのに、なんか一投目って上げ辛いですね……^^;

間が空くと思いますので、気長に覗きに来て下さいね。

今後も宜しくお願い致します。そして色々ありがとうございました!

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COMMENT - 6

-  2011, 12. 17 [Sat] 10:07

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-  2011, 12. 17 [Sat] 12:16

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-  2011, 12. 17 [Sat] 13:02

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-  2011, 12. 17 [Sat] 13:51

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-  2011, 12. 17 [Sat] 19:22

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鷹屋  2011, 12. 19 [Mon] 19:31

復活おめでとうございます!(?)
お帰りお待ちしていました~
これからもたくさん書いてください!!
楽しみにしています!(≧∀≦)

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